埼玉大学

埼玉大学

アクションプラン

ACTION PLAN 2022-2027

メインビジュアル

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はじめに

 埼玉大学は基本方針として「知の府としての普遍的な役割を果たす」、「現代が抱える課題の解決を図る」、「国際社会に貢献する」を掲げ、国立大学が法人化された2004年度から2021年度までの3期に渡る中期目標期間を通して、教育、研究、社会貢献への機能強化を行ってまいりました。本学では、今までの取組を基盤として、2022年度から始まる第4期中期目標期間に合わせて更なる機能強化のための中期計画を作成しました。

 そのエッセンスを埼玉大学Action Plan 2022 – 2027として、4つのVisionと12の取組として示しています。Visionの中核になるのは教育、研究、ダイバーシティ、大学ガバナンスに関わるものですが、ここに掲げた以外にも、計画の達成によって得られた成果を社会に還元することや、知のリソースを活用したリカレント教育の拡充等も本学の重要な取組に位置付けています。各Visionの概要は以下の通りです。

はじめに
Vision1:「地域人材・グローバル人材育成の基盤強化」

 教育の質保証を不断に行うとともに、これからの社会を担う、高い教育力を持った教員、国際感覚を持つ人材、イノベーション創出に貢献する人材、society 5.0に対応できる人材の育成に取り組みます。

Vision2:「研究力強化と社会的課題を解決するための共創拠点の形成」

 個々の教員による基礎、応用研究の推進に加えて、戦略的研究領域を選定して、本学の強みや特色を有する研究分野への重点的支援、成果の社会実装を目指す文理融合研究などを通して本学の研究力強化に取り組みます。

Vision3:「地域のダイバーシティ環境推進拠点機能の強化」

 ダイバーシティ推進拠点としての本学の機能を強化するとともに、多様性と包摂性のあるキャンパスおよび地域社会の実現のためのダイバーシティ環境の推進を行います。また、教職員の就労環境の整備と新たな働き方の確立を目指します。

Vision4:「大学ガバナンス機能の強化」

 大学を取り巻く多様なステークホルダーとの積極的な意見交換を行い、ステークホルダーとのエンゲージメントの深化を図ります。また、学内資源の最大限の活用と外部資金の獲得による財務基盤の強化を行います。

 本学は文系、理系及び教員養成系の5学部がひとつのキャンパスにあり、多様な専門をもつ教員による幅広い教育と研究が展開されています。このことは、融合研究を進めるのに有利になり、学生にとっては、多彩な学問に触れることができるだけでなく、授業や課外活動における異なるバックグラウンドを持つ他学部の友人との交流を通して、自己の考え方を鍛える上でも極めて好ましい環境といえます。また、本学は、首都東京と関東信越、東北を結ぶ結節点に位置するさいたま市にあるため、幅広い連携の拠点となり得るものです。本学のこれらの優位性を活かして、先に掲げたVisionの実現を役教職員一丸となって進め、地域の活性化と世界を見据えた教育研究の展開により更なる飛躍を目指してまいります。

はじめに

国立大学法人埼玉大学 学長

名前

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 埼玉大学が掲げる基本方針及びビジョンの実現に向けて、
第4期中期目標期間に戦略的・重点的に実施する取組を
「埼玉大学Action Plan 2022-2027」としてとりまとめました。
第3期中期目標期間に実施してきた取組を加速し、
第4期の中期目標・中期計画の完遂に向けて本アクションプランを遂行してまいります。

基本方針

01

埼玉大学は知の府としての普遍的な役割を果たす。

(1)時代を超えた大学の機能として知の継承と発展、新しい知の創造にまい進する。

(2)次代を担う人材を育成する高度な教育及びイノベーションの創出につながる多様な学術研究を行って、
存在感のある教育研究拠点として輝く。

02

埼玉大学は現代が抱える課題の解決を図る。

(1)大学の知を現代的課題の解決のために統合して社会の期待に応える。

(2)首都圏の一角を構成する埼玉県下唯一の国立大学という特性を活かし、地域社会のニーズに応じた人材育成と研究開発を行って、広域地域の活性化中核拠点としての役割を担う。

03

埼玉大学は国際社会に貢献する。

(1)海外諸機関との連携を推進して、多様なグローバル人材を育成する。

(2)人類が抱える世界的諸課題に学術成果を還元する。

埼玉大学のアクションプラン

埼玉大学 All in One Campus で多様な個性を活かし、
知とステークホルダーをつなぐ、
Connected Campusとして地域・世界と新たな価値を創造

埼玉大学は、文系、理系、教員養成系の多様な学部と学問が、日本人、外国人、社会人の多様な学生と教職員が1つのキャンパスに集まっております。この特性を最大限に活かし、人材育成や研究活動等の様々な面で文理融合を推進して現代が抱える課題の解決を図るとともに、地域・世界の多様なステークホルダーとのエンゲージメントを通じて新たな価値を創造します。

Vision 1 地域人材・グローバル人材育成の基盤強化(取組1~5) Vision 1
Vision 2 研究力強化と社会的課題を解決するための共創拠点の形成(取組6~8) Vision 2
Vision 3 地域のダイバーシティ環境推進拠点機能の強化(取組9~10) Vision 3
Vision 4 大学ガバナンス機能の強化(取組11~12) Vision 4